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10/1から厚生労働省関連助成金申請先が一部変更されます

2011-09-30

今日は、普段と少し毛色の違った、「これから創業しようとする方」や「異業種に進出を検討されている方」向けの内容です。
精神疾患の方向けではないのですが、社労士として肌で感じる感覚として、「日本全体の雇用が減っていってしまうのではないか?」という危機感が強く、ぜひとも「こんな制度もあるよ!」ということをご案内したいと思い、書くことにしました。

さて、表題の件ですが、
これまで雇用・能力開発機構の各都道府県センターが、中小企業基盤人材確保等の助成金の相談・申請窓口になっていましたが、雇用・能力開発機構の廃止に伴い、明日(平成23年10月1日)から、「各都道府県の労働局」に変更となります。
雇用・能力開発機構は、管轄している助成金の中でも、新規事業(又は異業種への進出)を開始して6か月以内に一定条件の正社員を採用した場合に支給される「中小企業基盤人材確保助成金」の窓口としてお世話になる機会が多かったのですが、今回の窓口変更により、以前と運用、指摘事項が異なってくるかもしれませんので、注視していこうと思っています。

そして、小生が皆様に一番お伝えしたいこと

これから創業や異業種進出を考えられる方で、下記3つを満たしそうな場合、「中小企業基盤人材確保助成金」の活用を検討されるとよいと思います。
本助成金は、「従業員一人当たり140万円」、「最大700万円(従業員5名採用)」が受給できる魅力的な助成金です。この機会にそんなものがあるんだ!位に思っていただければ幸いです。
ただし、この助成金は、申請に時間・手間が結構かかるので、創業や異業種進出を考えている段階(採用が不確定な段階)で検討されることをお勧めします。

<中小企業基盤人材確保助成金の対象となる目安>
①創業時に250万円以上の投資
②月収30万円以上
③創業開始後6カ月以内迄に採用すること
※ 上記以外にも、細かい要件があります。

最後に、雇用・能力開発機構の廃止に伴い、申請先が変更となる助成金は下記の通りです。 お気を付け下さいませ。

<雇用能力開発機構から労働局に窓口変更となる助成金>
・中小企業人材確保推進事業助成金
・中小企業基盤人材確保助成金
・中小企業人材能力発揮奨励金
・中小企業職業相談委託助成金
・建設雇用改善推進助成金
・建設教育訓練助成金
・キャリア形成促進助成金(訓練等支援給付金、中小企業雇用創出等能力開発助成金、職業能力評価推進給付金、地域雇用開発能力開発助成金

テーマ : 企業経営
ジャンル : ビジネス

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プロフィール

高橋知徳

Author:高橋知徳
社会保険労務士の高橋です。
①生年月日
S49年8月29日生(35歳)
②略歴
早稲田大学人間科学部卒。
千代田生命保険相互会社⇒⇒小金井カントリー倶楽部を経て、
知って徳する高橋社労士事務所開業
③趣味
ゴルフ、スポーツ鑑賞、散歩
※荒木大輔(早実→ヤクルト)に憧れ甲子園に行くべく早稲田実業入学も願い適わず。大学時代はゴルフ部に所属。
④好きな芸能人
イチロー、タイガーウッズ
⑤好きな言葉
そこそこ、義、人情、お酒

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